使命
「日本はなぜ幸福じゃない?」
きれいな水がいつでも誰でも使えて、食べ物に困ることはない。仕事も求めるものには授けられて、正しいルールのもとで生きることができる。
そうは言っても、満たされない何かがあります。誰もが少し感じている「社会の歯車感」終わりのない仕事、達成感を感じさせない日々。
日本の幸福度ランキングは、2016年世界53位。
ランキングはどうでもいい。気になるのは「寛容さ」「人生選択の自由度」の指標である。海外から見ても、日本は経済的に豊かな国と判断されている。なぜなら取り繕っていた「幸福の面」を国民一人一人が見せているからではないだろうか。「わたしは幸福。」いったい誰に向けての行動なのだろうか。国、国民がチームになって、「べつに幸福ですよ?」と言った見せ方をしているのかもしれない。島国ならではの魅力ではあるが、成長スピードは遅いかもしれない。
甘えることが苦手で、かまって欲しい。これはわたしの悪いところである。好きに素直になれない。ヤバイに素直になれない。
これほど豊かな国だが、「人生選択の自由度」「寛大さ」を求めたい。と胸に秘めているのである。ここでのポイントは、「秘めている」というところである。