人生最後の日

「今日が人生最後の日です。」

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 2019年12月4日。私は毎日自分に問いかけることにしました。私が望む将来の自分に、今日のこの行動は大切なことかどうか。私は朝目が覚めて、今日の目的を定めることができていません。自分を動機づけるために、ちょっと念入りにお化粧をするくらいです。このお化粧も、何のためにやっているのか。まわりまわって自分のためだとはわかります。ですが、ゴールがないように感じて、気持ちだけが焦っているのです。ちょっと前までは、「しあわせ」を食べることで補っていました。おひるごはんは私の最高の時間で、お弁当箱や水筒には強いこだわりがありました。

 ところが最近、恐ろしいことを発見したのです。「食べると太る」これは、私のきれいになりたい。というしあわせと相性が悪いのです。
ゼロかイチかの私の性格は、非常に扱いにくいです。「太った。もう食べない。」体に悪い、即効性重視の健康志向は私を苦しめました。ここでも問題が起こります。
「両親からの愛」と、「速攻健康志向」そして「しあわせ」はまた相性が悪いのです。食欲が満たされない私は情緒不安定。両親は「しっかり食べなさい。」と愛をこめて伝えてくれます。わたしの人生にとって正解なのはどっちだろう。

今日は人生最後の日。そう考えてみると「後悔」と「愛しさ」が溢れる。なんであんなことで恥ずかしがっていたんだろう。なんであんなことで怒っていたんだろう。そんな薄っぺらい反省が頭によぎります。こんなことを考えている時、私はとても姿勢がいいです。背筋がピンと伸びていて、胸を張っています。
 実は今日、通学中に考え込んでいたのですが、なんと定期券を家に忘れてしまいました。かかるお金は往復1900円。いつもならとんでもなく苛立っていました。けれども今日は違います。「今日が最後の日」「現金あってよかった。」なんて。お金を払って買う切符はとっても価値があるように感じます。千葉から東京まで運んでもらっている感覚が強まります。

 

 今日の目的はなんだろう。今日の授業は「パソコン」「英語」「マーケティング」好きなのはマーケティングです。でも、人生最後にふさわしい?心の底から「最後」を想像できない私は、どうせまた明日がある。と思ってしまう。でも、私のために用意されたお金、授業、先生、友人。いろんなことをじっくり味わう一日になりそうです。

今日もひとつづつ、ていねいに。